渋い器が焼けましたpart1 |
2月に本焼きしてから4か月以上経ってしまいました。今回は鉢物、酒器セットがメインで、他には猪口をたくさん焼いてみました。織部の作品は釉の剥がれが出て没作品。金彩釉は予想以上に垂れが出て、棚板にくっつきましたが、垂れ具合が結構面白くなりました。酒器はまあまあの出来ですが、黄土を表面になすりつけたものは、やや出来が悪いです。どの作品にも、黒釉でQ のマークを入れました。また猪口の高台は削り方を工夫したことで、ぐっと趣が出
ました。これはうまくいって本当に嬉しく思っています。
上:金彩釉かけ。予想以上の垂れ。白と黒とにじむ金銀が妙にすがすがしく見えるので不思議です。
中:酒器セット。薄作りで、くちばしは水を多く含ませ、ひょいと指で押し込んだもの。上手くできました(^^)
下:酒注ぎ器。化粧土の容器の中で回転させたもの。自然な流れるような曲線ができました。