本焼き完了してますが… |
余りにも想像を絶する大震災の惨状の事態に、趣味のブログを書くことがはばかられましたが、今日から再開することにしました。
先ずは、作品の様子から。
還元をやめて酸化焼成にしました。化粧土の上に織部を掛けると剥離するので、化粧土も織部も薄掛けにしましたが、迫力に欠ける感じとなりました。ただ、春らしい雰囲気が漂っていたりして、まあそういうのもありか?というところです。
上:湯呑:織部、黄瀬戸マット釉:全体的に織部は薄く、緑よりもやや青い印象すらあります。高台の部分の黄瀬戸マットの茶色は、下部を引き締まった印象にしてくれました。このパターンは今後も生かせそうです。家人には人気でした。
中:歪み飯碗:釉は上に同じ:碗の胴の丸く平らな部分に絵を描き、黄瀬戸マット釉を薄掛けしました。絵柄は夏の青海波に千鳥、裏側は秋のつるし柿と格子の生け垣です。黄瀬戸薄掛けは色が濃く出るので、ちょっとまずいかなと焼きながら思いましたが、まあまあでした。
下:酒器セット:五斗蒔白土と信楽白土の混成土、火色釉、素焼き化粧土、織部釉、木灰透明釉:やはり織部は薄い。化粧土の流れ具合はいい感じ。火色釉にも透明釉が掛かった状態なので、火色の発色は抑えられてしまいました。
詳しくは↓
http://www2.odn.ne.jp/kyuuryuuann/tougeisakuhinn201103w.htm