四角皿の成形 |
赤土、白土のミックスにさらに赤鉄砂土を多めに混成。ハゼ石も多めに混ぜました。というのも伸ばしたたたらをバリッと割り、割り口の変化を楽しむ皿にしたかったからです。以前、一度やってみて、それが結構評判がよかったので再度トライしました。針でたたらに深さ2ミリほど線を入れ、後はバリッ!です。乾燥具合の見極めが大事です。柔らかすぎではバリッといきませんし、乾燥しすぎでは、割った後の縁の立ち上げが困難になります。さらに、少し乾燥が進むと皿の底の中央部が飛び出して皿の安定が悪くなるので、底を押す作業も欠かせません。というわけで、何とか10枚成形し、その後超薄い化粧土も掛けました。表面は麻布目を付けてあるので、目が埋まらないようにという配慮ですけど。これが乾燥すれば追加して窯詰めします。使った麻布は洗って板に張り付けて乾燥させます。しわになりやいすですからね。