本焼き完了、窯出ししました<4> |
10 皿:たたらで成形し線削りで模様を描いたもの。しっかりとしたたたらを造れば変形もない。単調な印象ですが、普段使いならOKでしょう。魚:長18.6 葉っぱ:20.2
11 小さな仲間たち:小品ですが釉薬がきれいに溶けていて見ごたえはあります。小さいものを造るのも楽しい。
黄瀬戸釉はシンプルで奇をてらわない落ち着いた釉薬で、飽きの来ない焼き物のように思えます。今回の黄瀬戸釉と酸化第二鉄の組み合わせは、かなり満足できる結果でした。一般的に、黄瀬戸釉薬と酸化鉄の組み合わせは、下に鉄絵を描くことが本流でしょうが、絵の完成度、洗練度が問題になりますね。土味を出して造るなら今回のような感じもOKというところでしょうか?
今回の黄瀬戸釉は光沢のある釉ですが、マットなものもまた味わいが深いと思えます。しかし、さらに成形に完成度が求められるかもしれません。酸化銅との組み合わせも考えられます。酸化焼成の際は考えてみてみます。
今回は酸化焼成でしたが、時間をたっぷりとって還元焼成で渋く焼きたい気持ちが高まっています。
それにしても制作のペースが遅すぎです。いろいろなことを経験するためにも、もう少し頑張ります。
今回はどれがお気に入り?
その他、詳しくはここで↓
http://www2.odn.ne.jp/kyuuryuuann/tougeisakuhinn201501w.htm