アンドロイドのスマホカバー作り |
汚れ防止のためのスプレーを掛けました。常に手にするものですから、汚れや傷みは避けられません。また作るのは面倒なので、その時は上から重ね貼りもよいかもしれません。
構造は簡単ですが、こういう簡単なものは、意外とやってみないと分からないことが多く隠れているものです。
①折り合わせの部分のあそびの調整。1ミリ程度の隙間を開けることで折れ曲がるようにしましたが、ほぼOKでした。厚紙を斜めに削り落とすことで折れはスムーズでした。隙間がありすぎると緩くてだらっとしてしまい、スマホを開いた時に、だらりと左側が垂れてしまいます。
②紙は木よりも加工が難しいということ。ルーターで削っても繊維かすが残り、すっきり削れない感じでした。軽くて割れないのでよいのですが、意外に加工が面倒でした。
③金具がスマホ画面を傷めないようにする工夫が必要。今回は、金具の部分に厚紙の厚さを半分に裂いて減らして貼ったり、金具が飛び出さないように金具部分の厚み分を削って貼ったりする等の工夫をしましたが、こういうスマホを傷めない工夫は絶対必要です。
④コニシの布用ボンドは優れもので、アイロンを使うことでかなりの接着力を簡単に得られるということ。
まあ、何とか予定通りには出来たのでよかったというところですが、結構、時間は掛かりました。簡単には説明しにくいノウハウというものがあります。材料の調達計画、厚紙の切り方や端の処理、布の切り方と特性、接着の仕方、組み立ての順序、きれいに見せるための手立てなどです。今までの経験から予測したものが多くある訳で、試行錯誤の結果として、何とか出来ているという状態です。うまくスキルを積み重ね、工夫して作る楽しみが持てるとよいですね。